科目名 □情報システムプロジェクト管理
担当教員   松本 正雄     
対象学年   3年   クラス   [247]  
講義室   12107教室   開講学期   前期  
曜日・時限   火5   単位区分   選択  
授業形態     単位数   2  
準備事項    
備考    

講義概要/Class Outline

情報システムを構築するプロジェクトは失敗確率が高いといわれる。成功させるための管理が非常に重要視される。規模見積もり、進捗・納期管理、品質管理、原価管理など課題は多岐にわたるが、本講義では、業務経験が無くても習得可能な中核的な課題を取り上げる。取り上げることは「技術者の開発プロセス」を改善する実践的な技術で、習得すれば自己能力を着実に高めてゆける。  

講義計画 /Class Structure

内容
1 ソフトウェアプロジェクト管理序論
ソフトウェアプロジェクト管理とは何か?品質管理、納期管理、原価管理
2 基本的管理手法1
PMBOK(ピンボックProject Management Body of Knowledge)とは何か?PMP(Project Management Professional)資格とは何か?
3 基本的管理手法2
情報システムプロジェクトでは何故問題が多発するのか?何故解決されないのか?それで済むのか?
4 基本的管理手法3

ソフトウエアの規模見積もり手法
5 基本的管理手法4

ソフトウエアの工数、工期見積もり
6 ソフトウエアプロセス管理1
個人ベースのソフトウェアプロセス(PSP)とは何か?
7 ソフトウエアプロセス管理2
上記の続き
8 ソフトウエアプロセス管理3
上記の続き
9 演習課題1
PSPの演習
10 演習課題2
上記の続き
11 演習課題3
上記の続き
12 ソフトウェアプロジェクト管理の諸問題1
ソフトウェアプロジェクト管理をめぐる諸問題の検討
13 ソフトウェアプロジェクト管理の諸問題2
上記の続き
14 全体の総括
総まとめ
 

学習・教育目標/Class Target 情報システムを構築し運用するプロジェクトにおいては、プロジェクト管理手法は有用である。しかしソフトウエアであるがゆえの難しさがある。例えば見積もりや進捗管理は難しさがあるし、品質管理は格別の技術を必要とする。実践されている管理手法の1つであるPSP(Personal Software Process)を取り上げて解説する。  
評価基準/GradingCriteria 1.上記の基礎的事項の個々を理解できた。/2.上記に加えて基礎的事柄の個々を体系として理解できた。  3.上記に加えて基礎的事項の応用ができる程度に意味を咀嚼できた。4.情報システムプロジェクト管理の主な要件を理解できた。  
評価方法/GradingMethod 上記評価基準のいづれも満足しなかった→不可/上記の1つを満足した→可/2つ以上を満足した→良/3つ以上を満足した→優/4つすべて満足した→秀  
受講上の注意/Class Rules  
受講制限/Prerequisit  
関連する科目/Related Class 「ソリューション工学」を履修済みで、しかも  「ソフトウェア工学」を履修中であることが望ましい  
教科書/Text
著者名 松本正雄  
著書名 『パーソナルソフトウェアプロセス(PSP)』  
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指定図書/Assigned Books
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参考文献/Bibliography
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